RAPIX 人感センサは、DALI-2インプットデバイス(スイッチ入力)付 PIRセンサ。
すぐ使えるRAPIX ゼロ・コミッショニング(設定すると自動無効): 出荷時機能
別売りの市販スイッチを追加し設定不要で:
– 「片切」:オン・オフ – 「押ボタン」:オン/オフ/調光(長押) DALI-2照明器具のブロードキャスト制御ができます。
DALI-2 システム
DALI-2 インプットデバイスのインスタンスタイプ1、3、をサポートする各社のDALI-2コミッショニングソフトを使用して設定できます。
DALI-2 Instances
2インスタンスサポート:
Instance 0 Type 3 Occupancy Sensor
Instance 2 Type 1 Push Button
出荷時は、スイッチ入力はDALI-2押ボタンスイッチ(インスタンスタイプ1)。入力は
インスタンス・タイプ2(Absolute input)またはインスタンス・タイプ3(Occupancy Sensor)としても設定できます。DALI-2(DTR0) コマンドで、入力のインスタンスタイプを変更できます。
他の DALI-2 システムで使用する場合は、内部アプリケーション コントローラーを無効にする必要があります。
DALI-2認証済のデバイス以外は認証試験が実施されてない自己宣言の為、意図した動作をしないおそれがあります。
RAPIXシステム
内蔵DALI アプリケーション コントローラーで動作検出、DALI-2インプットデバイスとて高度な設定ができます。
1台わずか2mAのDALI消費電流なのでDALI-2センサを同一系統の DALI ラインで複数台を設置できます。
内部アプリケーション コントローラーはRAPIX Integrator /RAPIX Addressing で設定(コミッション)できます。
複数のセンサを使用すると、カバー範囲をより広いエリアに簡単に拡張できます。
センサーは設定で有効または無効にすることができます。
RAPIX ZONE。 ZONEは、DALI アドレス、グループ、または DALI ブロードキャストの組み合わせで設定できます。
利用可能な機能には、人感検知(無条件)、人感検知(照度との組合せ)、空室、照度の維持、昼光利用などが含まれます。
ゾーンを「オフ」、「占有 / タイマー機能」には、「フェード オフ、オフになる前にドウェル レベルまでフェード」、「オフになる前に点滅」が含まれます。 センサは、隣接するエリアが点灯している間、エリアを点灯したままにすることもできるため、廊下や出口通路の照明を柔軟に設定できます。
DALI-2スイッチ入力により、日本で販売されている「片切スイッチ」または「押ボタン スイッチ」の接続しDALI-2のスイッチにできます。 または、別の低価格の人感センサーを無電圧接点を入力に接続することもできます。
このセンサは高度なシーン制御もサポートしており、追加のセンサがマスター センサーのスレーブとして機能する場合に簡単にスケールアップ(拡張)できます。
周囲温度4℃以上の差で反応
空調吹出口付近では誤反応することがあります。1.5m以上離して設置ください。
赤外線センサーは外気温度が33℃を超える場合は反応しない場合があります。
照度値は検定値ではありません。
調光用信号線は単線 CPEV (Ø 0.9×1ペア~Ø1.2×1ペア) を使用してください。(150m以上はØ1.2×1ペア)シールド線推奨
0.9mm 未満の単線は使用しないでください
DALI は、照明制御デバイス間の双方向デジタル通信のための業界標準プロトコル (言語) です。
DALI プロトコルは、複数のパートから成る国際標準IEC 62386のほか、DALI Alliance が作成した仕様でも規定されています。
DALI-2は、最新バージョンの DALI プロトコルに基づいた認証プログラムです。DALI-2 認証は、DALI Alliance によって作成および管理されています。
DALI Ver1 は、制御ギア(直流電源装置)のみを含む DALI プロトコルの古いバージョンです。
特にアプリケーション コントローラやインプットデバイス (スイッチやセンサなど) やDALI Busは、DALI Ver1 には含まれていませんでした。
DALI-2 は、異なるベンダーの製品の相互運用性に重点を置いており、DALI-2 認証プログラムは、製品と関連仕様の互換性を確認します。DALI-2 では、DALI アライアンスによる厳格なテストとテスト結果の検証が必要です。
DALI Ver 1 (制御ギア@直流電源装置のみ利用可能) は、自己宣言で試験検証は必要ありませんでした。
► DALI-2 認定により、市場の現在の DALI (Ver 1) システムと比較して、マルチベンダーの相互運用性が大幅に向上が期待。 |
► DALI-2 のテスト手順はDALI Ver1 よりもはるかに詳細かつ包括的であり、問題が特定された場合はさらに改善。 |
► DiiA は、会員企業が自社製品と他メーカーの製品との相互運用性をテストできるイベントであるプラグフェストを定期的に開催。 |
► プラグフェストにより、テストシーケンスの検証とさらなる改善も可能に。 |
DALI-2認証 | DALI Ver1登録 | |
制御ギア(LED 直流電源装置など)が含まれていますか? | 〇 | 〇 |
インプットデバイス(スイッチ、センサ、アプリケーション コントローラー) およびその他のデバイスが含まれていますか? | 〇 | X |
DALI アライアンスが加入メンバーに提供する、製品の相互運用性 を保証するために設計された最新のテスト シーケンス 。 | 〇 | X |
テスト結果はDALIアライアンスによって検証されていますか? | 〇 | X |
認定製品はDALI AllianceのWebサイトに表示されますか? | 〇 | 〇 |
状態 | 正会員および準会員が対象 | 終了。新たにDALI Ver1 の制御装置は、Web サイトに登録および掲載できません。 |
DALI-2 認証には、 インプットデバイス およびその他の製品タイプが含まれます。
インプットデバイスは DALI Ver 1 には含まれていないため、インプットデバイスに DALI のロゴを表示できません (DALI-2 認定を受けていない場合)。Diiaで試験をし認定された製品のみが DALI-2 ロゴを表示できます。
インプットデバイスにおけるDALI-2のメリット:
シングルマスター | マルチマスター |
DALI Busでは1台のみ使用可能 | 同じBusで複数台使用可能 |
受信機はオプション | |
インプットデバイスのポーリングや制御ギアの状態の確認が可能 | インプットデバイスのイベントをサポート |
短縮アドレスを使用 |
DALI-2の改良 | メリット |
BusタイミングやBus供給などの仕様がより明確に | 相互運用性の向上 |
極性不感性の要件 | より簡単な設置 |
Busパワーユニット | 少ない配線 |
複数の論理ユニット | よりコスト効率の高い製品 |
フェードタイムの延長、100 ミリ秒から 16 分 | 快適性と柔軟性の向上 |
メーカー固有の動作モード | 相互運用性と柔軟性の向上 |
光源タイプのクエリ | メンテナンスが簡単 |
次のガイダンスは、DALI-2 製品と DALI Ver 1 製品が混在する可能性のあるシステムに適用されます。
製品に DALI または DALI 2 の商標があるかどうかを確認します。
さまざまな例。
状況 | 結果 |
DALI Ver1でDALI-2直流電源装置を使用する |
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DALI Ver1の直流電源装置をDALI-2アプリケーションコントローラで使用する |
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DALI-2認定を受けていないDALI Busの使用 |
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DALI-2認定を受けていないインプットデバイスの使用 |
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時間節約!: RAPIXを使用すると、DALI ネットワークをより迅速に設定できます。RAPIX ソフトを使用すると、 Wi-Fi で携帯・iPAD、タブレットを使用してアドレス設定、グループ化、シーン作成を簡素化できるため、設定しやすく、合理化されます。
エネルギー効率: RAPIX は、照明制御を通じてスマートな省エネ戦略を実現します。占有検知、日光採光、照明スケジュールなどの機能により、不要な消費電力が削減され、不動産開発業者とテナントの方にとって運用効率が向上します。
コスト効率: RAPIX は、配電盤に追加の機器を必要とせず、制御ポイントで直接DALI リレーと位相コントローラーを設置することで、インフラストラクチャ コストを削減します。配線が少ないため、設置コストが削減され、長期的なメンテナンスが容易になります。
拡張性と柔軟性: RAPIX は、イーサネットを介してリンクされたゾーン コントローラを使用することで、一部屋(小規模)から複雑な複数の建物(大規模)まで拡張できます。各ゾーン コントローラは複数の DALI ライン(系統)を管理できるため、機器に障害が発生しても動作が維持される堅牢なネットワークを構築できます。このため、RAPIX は空港、病院、キャンパスなどの大規模な商業スペースに最適です。
組込 IoTと統合オプション: RAPIX は、BACnet、Modbus TCP、MQTTなどの主要なビル管理プロトコルとの統合をサポートし、シームレスなサードパーティ システム統合のための JSON ベースの API を備えています。さらに、システムのロジック エンジンはカスタマイズ オプションを提供し、サーカディアン照明や複雑なスケジュール要件などの特定のプロジェクト ニーズに高度に適応します。
オフィスおよび商業スペース: RAPIX は、スケジュールとセンサにより、オフィスの運用要件に合わせてカスタマイズできるエネルギー効率の高い照明制御を可能にします。
教育および医療施設: 概日照明(HCL)や監視などの機能を備えた RAPIX は、学生、患者、スタッフにとって快適で安全な環境を保証します。
公共インフラ: RAPIX は、堅牢でスケーラブルな照明制御とリアルタイム監視が不可欠な空港、政府施設、スタジアムなどの公共インフラの拡張セットアップをサポートします。
RAPIX は、現代の商業ビル向けにカスタマイズされた、強力で使いやすく、拡張可能な DALI-2 照明制御ソリューションを提供します。安全なイーサネットベースのアーキテクチャにより、追加の制御バス システムが不要になり、DALIデバイスの障害時でも一貫した高性能な動作が保証されます。リモート管理、リアルタイム診断、詳細なレポート作成ツールを備えた RAPIX は、高いエネルギー効率を維持しながら、ビルのメンテナンスを簡素化し、居住者の快適性を高めます。
RAPIX は、適応性と、複数ベンダーの DALI-2 デバイスとのシームレスな相互運用性で際立っており、スマート照明制御に対する柔軟で将来性のあるアプローチを求めるプロジェクトに最適なソリューションとなります。
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